ガーーー

リライトの仕事は時間のかかる作業だ。リライトが順調に進めば、疲労も心地いい。逆ならば、どっと堪える。例えば、

○○は△△しているので△△をせず、××をしてほしいとの考えや○○と●●の合致することで○○をそのままに□□が入ることが■■です。

ガーーーーーー、不規則になる頭のリズム。何を言っているだろう。わからない。考える。まずセンテンスを短くする。副詞を剥ぎ取る。文脈に沿って、主語を明確にする。言葉の関係を補う。これでよし。少し乱れた僕の頭のリズムを整える。次の文章に目をやる。

○○に対して△△について××は○○に対して□□に対して■■です。

頭のリズムが乱れる、乱れる、乱れる。ガ、ガー、ガーー、ガーーー。

泣きたい。ここが腕の見せ所だ。僕は先方に伝える。

この部分のお話を聞かせていただけませんか。そうです。ちょっと関心があります。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。