悲惨な引っ越し2
ここから出たい!という気持ちに拍車をかけたのが、3階に引っ越してきた
中年夫婦であった。私が住んでいたURのフロアは部屋、廊下を挟み、
対面に部屋がある。夜が深まれば、音が響いてしまうのである。
引っ越してきたばかりのこの中年夫婦はそのことに気が
付いていないのかいるのかわからないが、
隣人の生活音が気に入らないのかどうかもわからないが、
隣人の出すの音に対して、何かでもって何かをぶったたき、
その音が3階に響き渡り、またその隣人と中年夫婦が
やりあっている声も聞こえてきたりして、
さらに中年夫婦は共有物である廊下にごみを置く始末であった。
厄介者が3階に、4階にやってきたのだ。
かくして私は家賃引っ越しを決意し、静けさ求めて、家賃6万以下の
一軒家を探し回るが、これというものがなく、同僚の友達という不動産屋を紹介してもらうことになった(続く)。