2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ライター 面接

駆け出しのライター業を営む僕の収入は不安定である。いつクライアントから仕事が舞い込むかわからないゆえに、アルバイトで小銭稼ぎをすることも躊躇する。クライアントから仕事が来るかもしれない、けれどその日はアルバイトという可能性を考えるからだ。…

ライター面接

とあるビルのフロア。フロアの奥まった場所にその会社はある。駅から5分と近い。今日で2社目の面接。ハローワークのHPで「ライター」検索をすると、ここが新着情報として引っかかった。前回のライター募集の面接は不合格。不慣れだったからだ。学んだことが…

『STREET FASHION 1945-1995』

本書は1945年から1995年にかけての日本の若者ファッション史です。以下、面白いと思った3点。 モード雑誌と違って映画には、「どんなスタイルを」だけでなく「どんな人間が」「どんな状況で」「どんなふうに着るか」のメッセージを伝達する機能がある。それ…

「SHIGA-ICHI!!(シガイチ)」創刊記念祝賀会

場所:滋賀県大津市イエローマジック。時間:19時半。参加者:10数名。形式:テーブルを囲みイスに座る。希望がテーブルを囲んでいる。滋賀エンターテイメント情報誌「SHIGA-ICHI!!(シガイチ)」を発行した社長をはじめとするスタッフ、そこに関わる読者モデ…

『なぜ人は服を着るのか』

本書は人が服を着る理由に対する鷲田さんの論考を集めたものです。著者は大阪大学総長の鷲田清一さん。哲学者です。以下、面白いと思った3点。 他人と外見がほとんど同じであることは、市民のひとりとしての個人の存在を構成しますが、しかし外見がまったく…

めいどりーみん

いらっしゃいませ、ご主人様!店内に響く威勢の良いメイドたちの声。ドレープ感のある白いドレスに、引き締まった足首のメイドたちが店内を動き回る。昼間だったせいか、店内の照明は薄暗い。けれど、雰囲気は明るい。一人のメイドがお店のステージで歌を披…

『さすらいの女王』

『さすらいの女王』という本をご紹介。著者は中村うさぎさん、作家・エッセイストです。本書は中村さんのエッセイで、タイトルから類推してもファッションの匂いはほとんどありませんが、読みすすめていくとファッションに関係する部分があります。中村さん…

魑魅魍魎 出版ネッツ関西主催 新年会&名刺交換会

1月21日、出版ネッツ関西主催、大阪市中央区OMMビル20階東天紅・コンフィデンシアで行われた新年会・名刺交換会。参加者は100数名。参加者の肩書きはデザイナー、コピーライター、ライター、カメラマン、イラストレーター、企画編集者、ノンフィクション作家…

『おしゃれの手抜き』

本書の目的は、大草さんがファッション業界で15年間働いて、身につけたファッションの基本を紹介すること。著者は大草直子さん、肩書きはファッションスタイリストです。以下、面白いと思った3点。 (ジーンズのバックポケット)刺繍やラインストーンなど、一…

『ユナイテッドアローズ』

『ユナイテッドアローズ』という本をご紹介。著者は川島蓉子さん。肩書きは伊藤忠ファッションシステム株式会社マーケティングマネージャです。以下、面白かった3点。 トレントセンターが作成する「トレンドブック」は、商品が市場に出る一年半ほど前に作成…

『日本ジーンズ物語』

『日本ジーンズ物語』という本をご紹介。著者は杉山慎策さん、肩書きは立命館大学経営管理研究科教授です。以下、面白かった3点。 柏野 中古のGパンをマルセルさんから預かって持って帰ってね、分析したら結局糸の真ん中が染まってない。なんで真ん中が白い…

『終わりきれない「近代」八木一夫とオブジェ焼』

『終わりきれない「近代」八木一夫とオブジェ焼』という本をご紹介。編集者は樋田豊郎さんと稲賀繁美さん。肩書きは前者が秋田公立美術工芸短期大学学長、後者が国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学教授。以下、面白かった3点。 「オブジェ焼」と…

『一流デザイナーになるまで』

『一流デザイナーになるまで』という本をご紹介。著者はクリスチャン・ディオールさん、肩書きはファッションデザイナーです。本書はディオールさんの自伝です。以下、面白かった3点。ディオールさんの衣装観。 衣装は常に私の毎日の命の感動でさり、喜びと…

『直感を信じて、進め。』

『直感を信じて、進め。』という本をご紹介。著者は原田美砂さん。肩書きは帽子デザイナーです。本書は帽子デザイナーとしての原田さんの自伝です。以下、面白かった3点。 「帽子の着用がマナー」という考え方は60年代に入ってから変っていった。デザインの…

『いのちを纏う』

『いのちを纏う』という本をご紹介。著者は志村ふくみさん、鶴見和子さんです。志村さんの肩書きは紬織の人間国宝です。鶴見さんは上智大学名誉教授で、専門は比較社会学です。本書は着物をめぐる二人の対談です。以下、面白かった3点。 鶴見 若い人は派手な…

『絵本アイビーボーイ図鑑』

『絵本アイビーボーイ図鑑』をご紹介。著者は穂積和夫さん、肩書きはイラストレーターです。本書は1980年の初版に一部修正を加えた復刻です。穂積さんは本書の目的を、 この本は若い人のための服装の知識とその着かたをできるだけ楽しくマスターしてもらうた…

『あなたのTシャツはどこから来たのか?』

今日は『あなたのTシャツはどこから来たのか?』という本をご紹介します。著者はピエトラ・リボリさん。肩書きはジョージタウン大学の教授で、専門は国際ビジネスの倫理と社会公正問題です。この本の要点は、中国の綿産業が単価の安いTシャツが世界中に流通…

PEOPLE

人は行きつけのカフェを作る。読書のために、友人との会話のために、デートのために、一人になるために、同僚との食事のために、そして家族と大切な時間を過ごすために。2010年12月19日、人々が集い、語らったカフェ・レストランPEOPLEは店を閉じた。僕はこ…

『モードの迷宮』

『モードの迷宮』という本をご紹介。著者は鷲田清一さん、専門は哲学、肩書きは大阪大学総長です。以下、面白かった3点。 ボタンをきちんとはめているか、シャツにちゃんと糊やアイロンがあたっているか、靴はちゃんと磨かれているか、ズボンにまっすぐ線が…

『ファッション・ライフのはじめ方』

『ファッション・ライフのはじめ方』という本をご紹介。著者は高村是州さん。高村さんの専門はファッションデザインで、肩書きは文化女子大学服飾学部の准教授です。以下、面白かった3点。 「信頼の深さ」と「ファッション意識の高さ」は反比例します。おた…