日がな一日

雨上がり。小さな公園を歩く。
乾きつつある湿った極小の砂利土、その下に堆積しているであろう粘土質の土。
足を踏み出すと、地面の硬すぎず、柔らかすぎない「じゃむむ」という感触。
靴と靴下が間にあって、踏むという気持ちよさ。
私はこれが好きだ。


便通がきたので、便座の上に座ると、
ぶほーっという放屁と大便がすぽぽーんと出てくると、
思った以上に笑える。水がお尻にかかった。
なんだお前、こんなに溜まっていたのか。


頑張って!と誰かにいってもらいたいぐらい
私は家族の中で、仲間の中で過ごしてきたのだった。
そろそろ猫でもと思う。


腹を据える。
腹を据えたら、物事が大したことがないように思えてくる。
きつい下りもいつかは終わる。
腹を据えるのは気持ちの問題だが、
私は腹筋を鍛えて、万事抜かりなしの状態でいよう。