四日市萬古まつり その1

5月14日から15日かけて三重県四日市市で開催されたの四日市萬古まつりを取材。

当日は晴天。かなりの人でわいわいとにぎわった。テキヤと陶磁器の出店が上手に棲み分けされていて、面白い。住宅街の道幅もそれほど広くないから、祭り特有の込み具合も楽しかった。


萬古焼マスコットの「ポッター君」。親子連れが一緒に撮影していた。

結構な込み具合。みんなが商品を品定めをしながらゆっくり歩く。そこが楽しい。

こうやってテントを張って売ってる。

萬古焼といえば、鍋とか調理陶器の産地。祭り特価。9号鍋が600円、安い。


おいそうなディスプレイ。焼肉奉行なんていうネーミングが心憎い。

萬古焼産地の環境的な条件が面白かった。ちゃんと調べてないけど、萬古焼は平地で作られているようだ。ほとんどの陶磁器産地は陶土のある山々に囲まれている。陶土が近くにあると、陶磁器産地が生まれる。陶磁器産地は、だから交通の便も比較的悪い。都会人はそこにディスカバリージャパン=古きよき日本の魅力を見出す。ところが、萬古焼は平地、それも住宅街。うーむ、これはどういう歴史的な変遷があったのだろう。