琵琶湖アウトドアフェスタ2011 その3



取材した時間帯が11時から12時だったからか、人はまばら。のんびりと歩けた。これぐらいの人でキャンプを楽しむのがちょうどいいのかもしれない。

カラフルなカヌーの販売。なかには迷彩色のカヌーも。

レンタサイクルも用意されている。ここで自転車を借りた8名ぐらいが雑多な広告が入り乱れ、統一感のないどこにでもある市内をサイクリングしていた。もちろんみんなスポーティーな格好。一列に並んで、颯爽と風を切る。


アウトドアフェスタだが、実際に家族連れでキャンプを楽しむ人たちも結構いた。

キャンプ場のゴミもきちんと管理されている。この辺がえらいし、子どもの手本にもなる。アルミ缶のコーナーだけやたらと缶が多い。大人たちはアルコールを飲みながら、開放的な景色に身を任せて、自分をここで緩める。子どもは上機嫌の大人たちを見て安心する。なにをしても許される気がして、ついつい大人たちに何かをねだる。キャッチボールして遊ぼう、花火して遊ぼう。僕の娘は僕の膝に乗り上げ、僕は彼女の紙皿に焼き肉を乗せる。娘は美味しそうだねーパパ、とはしゃぐ。愛妻はビールをごくごくと飲みながら、ロクロの頭をわしゃわしゃとなで、焼き立ての肉を彼に与えている。僕はかつての子ども時代の僕を見ているかのようだ。以上、またもや空想。