夢のような時間

地下鉄。扉が開くと、
俺とその女性はほぼ同時に座った、対面に。
女性は、髪が長くて、色白で、年は20代だろう。
女性はデニム地の黒のミニスカートをはいていて、
白い下着が▽の形で露骨に見える。
▽の左右に白い太ももがついていて、
なんともたまらず、むふふ、最高だった。

女性の隣にスマホをいじったさえない彼氏が立っていて、
2人とも俺の視線に一向に気がついていない。
女性もスマホをいじっている。
2人はどうやら中国系の観光客のようだ。

女性は申し訳程度に手で股間を隠すが、
スマホを再び操作すると、
▽が俺の目に飛び込んできて、
なんて素晴らしいんだ!俺はなんて運がいいんだ!
と、俺は浮足立つ。

他方で、この女性はなぜ恥じらいがないのだろうと気になったが、
それはきっと発展途上の国で暮らしているというか、
この女は頭のねじが飛んでるんだろう
という思考停止の結論が出て、
俺は本を読みながら、▽が気になって仕方がない。

白い布、▽は丘の形で、
あの薄い布越しにもっと素晴らしいもんがあるから、
もっと見たい!と、俺は思う。

そうはいっても、俺が露骨に▽を見るわけにもいかず、
ジャパニーズはスケベだと思われるのもよくないなと、自制し、
「またあいつ見てるよ」という周囲の視線も気になり、
俺はちらちらじっと見る程度であったが、
2人は次の駅で下車して、夢のような時間は終わりを告げた。