本の紹介

『ユナイテッドアローズ』

『ユナイテッドアローズ』という本をご紹介。著者は川島蓉子さん。肩書きは伊藤忠ファッションシステム株式会社マーケティングマネージャです。以下、面白かった3点。 トレントセンターが作成する「トレンドブック」は、商品が市場に出る一年半ほど前に作成…

『日本ジーンズ物語』

『日本ジーンズ物語』という本をご紹介。著者は杉山慎策さん、肩書きは立命館大学経営管理研究科教授です。以下、面白かった3点。 柏野 中古のGパンをマルセルさんから預かって持って帰ってね、分析したら結局糸の真ん中が染まってない。なんで真ん中が白い…

『終わりきれない「近代」八木一夫とオブジェ焼』

『終わりきれない「近代」八木一夫とオブジェ焼』という本をご紹介。編集者は樋田豊郎さんと稲賀繁美さん。肩書きは前者が秋田公立美術工芸短期大学学長、後者が国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学教授。以下、面白かった3点。 「オブジェ焼」と…

『一流デザイナーになるまで』

『一流デザイナーになるまで』という本をご紹介。著者はクリスチャン・ディオールさん、肩書きはファッションデザイナーです。本書はディオールさんの自伝です。以下、面白かった3点。ディオールさんの衣装観。 衣装は常に私の毎日の命の感動でさり、喜びと…

『直感を信じて、進め。』

『直感を信じて、進め。』という本をご紹介。著者は原田美砂さん。肩書きは帽子デザイナーです。本書は帽子デザイナーとしての原田さんの自伝です。以下、面白かった3点。 「帽子の着用がマナー」という考え方は60年代に入ってから変っていった。デザインの…

『いのちを纏う』

『いのちを纏う』という本をご紹介。著者は志村ふくみさん、鶴見和子さんです。志村さんの肩書きは紬織の人間国宝です。鶴見さんは上智大学名誉教授で、専門は比較社会学です。本書は着物をめぐる二人の対談です。以下、面白かった3点。 鶴見 若い人は派手な…

『絵本アイビーボーイ図鑑』

『絵本アイビーボーイ図鑑』をご紹介。著者は穂積和夫さん、肩書きはイラストレーターです。本書は1980年の初版に一部修正を加えた復刻です。穂積さんは本書の目的を、 この本は若い人のための服装の知識とその着かたをできるだけ楽しくマスターしてもらうた…

『あなたのTシャツはどこから来たのか?』

今日は『あなたのTシャツはどこから来たのか?』という本をご紹介します。著者はピエトラ・リボリさん。肩書きはジョージタウン大学の教授で、専門は国際ビジネスの倫理と社会公正問題です。この本の要点は、中国の綿産業が単価の安いTシャツが世界中に流通…

『モードの迷宮』

『モードの迷宮』という本をご紹介。著者は鷲田清一さん、専門は哲学、肩書きは大阪大学総長です。以下、面白かった3点。 ボタンをきちんとはめているか、シャツにちゃんと糊やアイロンがあたっているか、靴はちゃんと磨かれているか、ズボンにまっすぐ線が…

『ファッション・ライフのはじめ方』

『ファッション・ライフのはじめ方』という本をご紹介。著者は高村是州さん。高村さんの専門はファッションデザインで、肩書きは文化女子大学服飾学部の准教授です。以下、面白かった3点。 「信頼の深さ」と「ファッション意識の高さ」は反比例します。おた…