日常

下から上へうふっふふ

連休だったので、よく寝た。大体、俺は昼寝が好きだ。それで俺は寝すぎると、体も心も深く眠り、やる気というやる気がツボの奥深くにしまわれて、厭世観。俺はこの厭世観から逃れようと、さらに寝ようとするので、俺はやる気がしまわれたツボにフタまで置い…

雑感

散歩中にハトを見かけた。こいつはのんきそうに草をついばみ、首をクックとまげて、もどして、まげて、草をついばむ。きょろきょろした目はあまりに無個性で、不気味だ。俺は軍手をつけて、ハトを捕まえたら、ハトは能面かぶったハトから、他人事だと思った…

雑感

読書 面倒。言葉 多い。副詞 接続詞 連体詞 助詞 不要。本 読みやすい。朝 シャワー 憂鬱 飛ばす。外国人 地下鉄 道 質問。車掌 迷惑顔。明日 明後日 似た 生活 続く。うんざり 発狂。変化 連続 疲れる。ゆっくり 変化 好き。花粉症 風邪 夜中 鼻水 睡眠不足…

雑感

勉強を始めている。楽しい。私のもやもやした疑問に対する先生の解説が理路整然とわかった時、理解が私に訪れて、気持ちいい。気持ちいことは布団にいるときや山登り、セックスだけではない。もっと知りたい、学びたいという意欲までくっついてくる。おまけ…

平然とゲップ

5本指ソックスは体にいいらしい。面白そうなので、1年前に買って、着用してきた。実際に面白かった。5本指ソックスが指の股から指の一本一本を丁寧に締め付けて、指も指の股も不快だった。5本指ソックスを脱いだとき、やけに解放感があって、爽快だった…

雑感

しわの入った顔が電車の夜窓にうつる。いつの間にふけたんだろう。帰宅して、椅子に腰かけると、疲れがドッと出てきて、40代になった感覚に陥る。潤いという潤いがどこかにいったんじゃないか、俺は。なんで、こんなに疲れてんだろう。 *用事ついでに、梅…

伯父の背中

毎月、私は伯父と寿司をつまむ。伯父は真面目で、律儀で、情に厚い。伯父は軽薄さを嫌う。伯父はいかりや長介のような人といえば、わかりやすいだろうか。だから、伯父の冗談は言ったそばから、破たんしてる。私は、伯父が少し苦手だった。伯父は左腕がなか…

講習会

講習会に通っている。そこには先生が1人、アシスタントが2人いる。中年のおばさんたちである。アシスタントAは俺に向かって、「先週イケメン君がいなかったから、先生、やる気がなかったみたいよ」と笑い、先生は「そういうことは逆セクハラですよ」とA…

雑感

「THE 夜もヒッパレ」という番組をユーチューブで偶然見つけた。当時見ていたので、懐かしい。せっかくだから、俺はこの番組を見た。番組も俺もノリノリである。勢いのある番組が好きだ。 ノリノリであった俺だが、机にある積読の本に目がいった。俺は、誰か…

俺の好きな女

好きな女の目の前でバシっとかっこよくふるまうことができればいいのだが、俺は好きな女の目の前で右往左往して、おろおろしてしまった。男として情けないなあと思いながら、俺はじくじくしていたのである。こんな恥かしいことはなくて、少しでも格好良く見…

物語は俺の仲間だ

物語が人を救う。なんてことを20代から30代前半にかけて聞いたことがあって、当時の俺は「物語が人を救うわけがないだろう。物語は物語であって、その世界で完結してて、俺の現実生活とは全く関係がないのに、何言ってるんだ」などと思いながら、ルポやら学…

今日、偉い人に会った

今日、偉い人に会った。その偉い人は行政の長である。俺はその人の仕事の中身を知らないが、その人が行政の長というだけで、その人は偉い。俺は前日からこの偉い人と会うのが憂鬱で、なぜなら俺はその人と比較して、何をとってもいいところがないという思い…

当てにならない自分の心

黄金週間明け前の昨夜、僕はこんな風に苦み、ある人にメールをしたためた。 信じられないかもしれないけど、今、この瞬間、俺は明日の仕事に行きたくなくて、行きたくなくて、明日、事務所が崩壊していたらいいのに、事務所限定で大地震でも起こらないかな、…

美味しい食事

とある中華屋に行った。店内はカウンター席、奥にテーブル席が1席。細長くて、奥行きがあり、狭い。カウンターのテーブルの奥行は週刊誌ほどで、やはり狭い。俺はスポニチにざっと目を通して、フライ麺と餃子を注文した。紺色のTシャツを着た店の親父は50…

行きつけの中華屋

昨日、ただの中華屋が行きつけの中華屋になった。70代手前の夫婦が10席で満員になるこの店を経営している。僕は3年ほどそこに通い、いろんなことがあった。・焼き上がった美味しい餃子を食べ終えてから、皿の上に残る高温で焼かれた結構な大きさの虫の死…

金持ちの女と知りあってしまった

金持ちの女と知り会ってしまった。肉体関係はまだない。何で知り合ったかといえば、仕事を通じてだ。交差点の信号が青に変わり、横断歩道を渡ると、スプリングコートを着た美人がいたことだけは記憶している。彼女は既婚者で、僕よりも10歳年上の44歳だ。黒…

成り行き見せ合いオナニー

成り行きで、スカイプを用いたオナニーの見せ合いをやってしまった。まさに成り行きで、成り行きには葛藤がなく、成り行きになったのは、自分のことはどうでもいいと思っていたからだ。それ自体は別にどうってことはなく、パソコンの画面越しのお互いの下半…

今夜は静かな夜になればいいのに

近所が最近異常に騒がしい。 騒がしい原因はセミの鳴き声でもなく、バカ選挙カーでもなく、 近所のおばちゃんたちの雑談でもない。 近隣から集う「10代後半」の騒音である。 「10代後半」と書いたのは、本当に彼らが10代後半かわからず、 体格や声、騒ぐ時間…

故郷を失った父

14年前に父方の祖母が他界した。祖母の死後、A伯父が祖母の家で続けて暮らしていたが、そのA伯父も8年前に他界。お盆休みになると親戚が帰省し、にぎやかだった祖母の家は空き家になっていた。祖母の家と土地を売って、今は別の家が建っていると父から聞いた…

今日の私

重たい体を引きずって、仕事終わりにため息一つ、 昨日の私がウソのよう、疲れが出てくるにじみ出る。 熱いシャワーを浴びてから、コトコト作る今日の夕食、 机の前のパソコン開けて、今日も変わらぬ帰宅後の時間。 朝の光に照らされながら、影と重なる私の…

恋人

ウィンドウに映る紫陽花を見て思いだすきみ

本を洗濯

僕は入浴中に読書する。読み疲れたら、浴槽の隣にある洗濯機に本を放り投げる。その本の続きをまた読むのだから、そのままにしておく。探すからだ。今回は新聞紙を洗濯機に放り投げていた。新聞紙はよく目立つから、洗濯機を回す際にその存在に気付く。僕は…

風邪にて

世間が寒い寒いといっていた。僕は寒さをそれほど感じなかったから、この言葉を聞くたび、何いってんだ、こいつと思った。昨日から本当に寒くなってきた。僕は僕の中の寒さの基準を修正しようしまいかをボーっと意識下においていたら、ついに悪寒が走った。…

猫は楽しい。

面白くて、笑った。

ゆるキャラブームに鉄槌ともいえるゆるキャラが登場。久しぶりに声を上げて笑った。

友だちからのメール

友だちからのメール。共感できる部分が多くて、掲載の許可をいただいた。 僕は自分が生きている現代を知りたくて、現代史を意識的に読むようにしています。今は哲学なんかの古典も手に取るようになりました。手軽に読めて、鮮やかな分析を行う本も好きだけど…

限りなる時間

限りある生命。 だから生命は躍動する。 毎日、毎時間、毎分、毎秒…その人が躍動した時間がその人を迎えるとき、 生命が終わりを告げとき、その人の脳裏には鮮やかな記憶が次々に浮かび上がる。愛して、憎んで、笑って、泣いて、喜びを分かち合った大切な家…

スローモーション

今週は色々な人に厳しく、楽しく振り回された。ようするに、僕は生産性に強く規定された生活を送っていた。いつもの休日なら、時間を有効に使いたいから、7時ごろに目を覚まし、段取りよくテキパキと家事をこなし、朝食をとる。午前中が充実する。それから外…

散髪とか

8時に起床。洗濯機を回す。その間に掃除機をかけ、雑巾で床を拭く。今日のすることをメモ。手帳に予定を落とし込こむこと。散髪屋に予約を入れること。飲料水を近所のスーパーに買いに行くこと。5項目のテキストと文章をクライアントに納品すること。納品予…

成長ってなんだ?

「私は、Aさんが会社で成長していくことをうれしく思います」という言葉をよく聞く。Aさんの「成長」とはその会社内での話だ。その「成長」とは、Aさんが会社内の業務に時間をかけて適応した結果だ。業務に適応するほどに仕事の生産性が高まる。その姿を見た…